お茶室(夏)
2019年4月のお部屋としての新作1つ目は、夏用のお茶室です。
5月から夏仕様になるとのことで、慌てて準備しました。
それに合わせて、それまで自分の中でも決めかねていた床下問題の解決に乗り出しました。
結論としては、縁側をセット販売にすることで床を持ち上げるのか持ち上げないのか、もうお客様に決めて頂こうと。
作り方のパターンが何種類かに分かれてしまってこちらとしては手間なのですが、気持ち的にはこれでスッキリしました。
茶道具も夏らしく涼やかさを意識してリニューアルしてみました。
掛軸は、愛知県美術館(木村定三コレクション)収蔵のパブリックドメイン作品の中から、
原叟宗左筆 一行書「大鵬一翏九万里」
を利用させて頂きました。
力強い字がカッコイイのと、言葉もそれにぴったりな意味で面白いと思って。
うちの初期刀さんも初お目見えです!